【次代の宝共育委員会】

【次代の宝共育委員会】

委員長 藤本 美香

所 信

今を生きる子供達は今の世の中の現状を見て何を感じ何を想うでしょうか。
昨今、後を絶たないいじめの問題や現実逃避のゲーム社会、そして安心できない環境の中で、とても窮屈に生きているのではないでしょうか。
ここ、自然豊かな丹波の地でもそのような状況が訪れています。私が幼少の頃は、学年の垣根を飛び越えて近所の友達とよく遊んだものでした。その中で小さい子へのいたわりの気持ちや、大きい子への信頼の気持ちが育まれたんだと思います。最近ではそのような姿をほとんど見かけなくなってしまいました。自然がたくさんあるにもかかわらず、家の中でゲームをする子供達、体を使わずに目と頭ばかりを使う遊びを通して何を学ぶのでしょうか。もっと自然の大切さやありがたさを体で感じ、その中で生きる工夫や創造力を育んでほしいと思います。
東日本大震災後から、今まで以上に節電することの大切さと、エネルギーも限りがあるということを学びました。『今ある生活は当たり前じゃない』ということを実感しています。今度は未来のためにエネルギーを作り出すことを、大人も子供も考えていく必要があります。東洋医学では、人は大自然(大宇宙)の中の一つであり、自然界すべてのものとお互いに関連し影響し合っていると考えます。この緑豊かな丹波で生きることで自然とのつながりをもっと興味をもって見て感じ丹波の土地を愛する心を養うと共に、自然の中で未来への活力・原動力を作り出す事業を行います。
大人の目から見ると、子供の成長は驚くほどのスピードです。しかしその成長は一日いちにち、一つひとつの経験や多様な知識の積み重ねであり、そして自ら敏感に感じとる心の成長が凝縮されていると思います。子供のパワーはすごいものです。子供から受け取るエネルギーは大人の明日への活力にもなります。仕事を通して日々思うことは年を重ねていってもまだまだゴールではないこと。日々勉強だということ。毎日のように新しい発見があること。いつまでも色々な疑問がつきないことなどです。その積み重ねを一生していくのが人生だと思います。子供達からでる素直なエネルギーをそのまま生かすために、私たち大人は何ができるのでしょうか。それは子供達と積極的に関わり、共に行動し共に感動することで、子供達の声を身近に感じ、現状をしっかりと受け止め、大人自らも成長していくことだと思います。そして力いっぱい目標に向き合うことの大切さや達成感を味わうこと、自分を大切にすると同時に相手を尊重する気持ちや人とひとのつながりの大切さを共にしっかりと学びあい伝えることが大切だと考えます。
大人も子供の延長です。子供は楽しいことにしか興味を持ちません。大人が今を一生懸命にめいっぱい笑顔で楽しく生きることによって、その背中を見て子供たちがわくわくしてついてきてくれるような今にしたいと考えます。
本年度次代の宝共育委員会では、人とのつながり自然とのつながりを大切に、子供達と共に新しい未来への挑戦をしていきます。

 

基本方針
一、子供たちと共に学び共に成長します
一、自然を生かし新しい可能性を探求します

 

事業計画
1. 7月事業例会
2. 11月例会
3. JCカップジュニアサッカー大会
4. 中学校講師派遣
5. 災害復興支援
6. 会員拡大への絶対推進
7. 行政や各諸団体との連携・協力・交流
8. 各委員会との連携及び支援
9. 理事長諮問に関する事項

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